2008年8月15日金曜日

監督インタビュー第一回 「裸の大陸シリーズについて」

■裸の大陸シリーズについて
細字=インタビュアー
太字=サックン(監督)

―「裸の大陸」を制作したキッカケを教えてください

AVオープンのチャレンジステージというイベントがあって、そこに出す作品をどうしようか考えている時に、アフリカ等の日本人がTVでしか知らないような土地に行って、現地の人とSEXしたら面白いかなと思い付いたのがキッカケです。


―現在「裸の大陸」は4作まで発売されていますが、撮影してみての感想をお願いします

1作目がエチオピア、2作目がパプアニューギニア、3作目が南米、4作目でまたエチオピアに行ったんですが、やはりどこもまだまだ未開の地だというのが現状です。未開ゆえの利点というのもあるのですが、やはり不便さの方がより強く感じられ、日本がいかに豊かな国なのか思い知りました。

それと土地勘もその地方のローカルルールもわからず、現地でたまたま話しかけて来てくれた人にお願いしてその場でナビゲーターになってもらったケースもあるんですが、そういう案内者がまったくいなくて、某電波少年のような事を本当にガチンコでやるハメになってしまったのも思い出深いです。



―撮影中のトラブルやアクシデントなどはありましたか?

細かいトラブルまで入れたらしょっちゅうでした。車が動かなくなった時は機材も運べないし人の移動もできないし途方に暮れました。それと特にアフリカでは水が用意できないとか、絶対的に足りないという事態が起こって、女の子がいてAVの撮影だというのにシャワーも無理なら綺麗に身体を拭く事すら難しい状況で。日本では水道の蛇口をひねればいくらでも水が出てくるのが当然なんですが、日本の当然が海外でも当然なわけじゃないと思い知らされました。


―「裸の大陸シリーズ」を通して想うことは?
初めは本当に軽い思い付きで、馴染みのない異国で外国人とSEXをすれば面白いというだけだったんですが、やはり一度SEXというある種の極限状態を共有してみると、言葉や文化が違っても通じ合える部分が多いんです。変に美化するわけじゃなく本当に。

それに場所も全く何もかもわからない土地ですから、スタッフも女の子も日本で普通にAVを撮影する時とはテンションというか、空気がまるで違うんです。だからユーザー視点では女の子の表情とかに注目してもらうと面白いんじゃないかと思います。その子が日本でやっている他のAVとはノリから表情から別人になっているので。

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